赤塚不二夫医者という並ぶ、昭和のナンセンスギャグマンガ

赤塚不二夫医者という並ぶ、昭和のナンセンスギャグマンガの偉人、谷岡ヤスジ医者の筆頭作品だ。

 

『少年文献』に連載されていたそうですが、赤塚医者の作品よりもナンセンスたびがしばし厳しく、より乾きで、一層成人向けの婀娜さがあります。

 

もはや言い伝え化している「アサー」や「鼻血ブー」がつぎつぎ飛び出して来て、超猛烈。(笑)

 

ひとまずヒーローはガキ男子という、まるで望ましいげのない出っ歯のチビッコで、何故か現れるキャラはみんな出っ歯かタラコ唇が多いです。

 

それに子どもはハナを垂らしているのが、昭和みたいだ。

 

とにかくすじがある訳ではなく、頭に日の丸を立てた、ムジ鳥というトサカはあるものの、クチバシではなく獅子舞の獅子ものの歯を有する、鶏に至極通じる鳥が上機嫌で「アサー」って叫んで一年中が始まり、どうしても思わしいような事が、のらりくらり描かれている。

 

こういう「アサー」が普通になり、ようやく夜にも「ヨルー」とやり出す対応だ。

 

そうして、まさかエロいものを見ると、直ぐ「鼻血ブー!」

 

これも看板が出て来るによって、著者も調子づき、鼻血の高があいまいでなくなって来たみたいですね。

 

なんか後は、こういう人気の「アサー」と「鼻血ブー」に著者自身が振り回されて、それほどギャグも冴えなくなってしまった、という印象です。